帰国後私達は神様からのご指示通り、2000年3月9日から4月14日まで、40日間精誠条件を立てました。内容は、120分間の訓読祈祷と精誠献金でした。特に精誠献金については、神様から、「自分のお金がなくても、貢献として誰かが援助しても良い。」というみ言が添えられておりました。40日間の精誠条件を行う中に、私達はますます「霊界通信機は、何よりも神様と真のご父母様を証するものでなければならない。」という強い確信を持つようになりました。
この精誠40日期間に出会ったみ言を紹介します。
「霊界通信装置に関するみ言」
復帰摂理が最終段階に差しかかった状況は、誰もが顕著にご存知のところであります。そして、この霊界通信装置も、我々統一食口の手で完成させなければならない時期に来ていると思います。この装置の開発に関しては、地上における技術的な難しさもあるかも知れませんが、それ以上に霊界との関係が重要な課題になると考えております。
「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ」の第3巻153ページに、興進様から文総裁に送られたメッセージがあります。それは、「いま最も困難なことは地上人の協助です。こちらの組織はしっかりと準備されています。そしてこちらのグループは、地上の摂理に協助することの出来る対象(地上人)との実質的な関係を必要としています。しかし、その関係が容易には連結されません。そのことに関して李相軒先生は、文総裁の指示に従って進めていこうと言われるので、私は今待っているところです。」という内容であります。 この内容と、神様と興進様と李相軒先生からいただいたお手紙を読み合わせて見ますと、神様と興進様を総司令官とする霊界との関係こそ、この装置開発の成功の鍵であり、そのためには、天地交信への熱い心情と祈祷がそれを実現する要因だと確信しております。
「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ」の第4巻の138ページを開いてみますと、李相軒先生の霊界からのメッセージが地上に送られてくる背景に、興進様と大母様と忠母様の精誠の基台と、地上にあっては、金英順先生の血のにじむような生活と祈祷があることが分かります。このことを通して、まだまだ霊界との関係がいかに困難なものかが伺えます。
皆様におかれましては、霊的には忠和研究所の一員であるという意識を持って装置完成のために真剣な祈祷の協助をお願い致します。 神様と真の御父母の栄光が顕れますように。
2000年5月20日 忠和研究所所長